和歌山県庁相撲部は、昭和26年６月に創部。創部当初は、道場もなく本庁舎中庭に土俵を作り、野天で寒風吹きすさぶ中で稽古を行っていたとのことでした。そのような中、当時の小野真次知事が激務の合間に土俵側に座り込み『やるからには日本一に』と激励をいただいたとの話を先輩方から伺っております。
　このような周りの方々からの温かい応援の中で部員達の精励の結果、昭和37年に全国大会で初の団体優勝、以来、全国諸大会で団体71回、個人63回の優勝を数え、その中でもアマチュア相撲最高峰である全日本相撲選手権大会で４回の優勝（野見典展３連覇、冨田忠典１回）、全日本実業団相撲選手権大会で団体優勝20回（昭和58年から14連覇）を達成しています。